第30回国家資格キャリアコンサルタント試験結果
第30回 キャリアコンサルタント試験
データで読み解く合格のヒント
「受験者数は増えている?」「キャリ協とJCDA、人はどっちが多い?」
公開データから見えてくる最新のトレンドを徹底分析します。
受験者数の推移と団体別シェア
受験者数は5,000人規模で安定
第28回に学科6,298名・実技5,969名というピークを迎えましたが、その後は落ち着きを見せています。 第30回は学科5,013名、実技5,182名となり、前回(第29回)より微増。依然として高い人気資格であることがわかります。
直近3回:キャリ協 vs JCDA 受験者数
実技試験の受験者数を見ると、キャリ協が全体の約79%を占めています。
第30回では、キャリ協の受験者が前回より300名以上増加(3,778名→4,095名)した一方、JCDAはほぼ横ばい(1,089名→1,087名)でした。
学科は乱高下、実技は安定
学科試験(青線)は回によって難易度が激変します。第30回は76.9%と、非常に合格しやすい回でした。
一方、実技試験(赤線)は常に60%〜65%の間で推移しており、今回も64.1%と平年並みの結果となりました。
キャリ協 vs JCDA 第30回の軍配は?
同じ国家資格ですが、実施団体によって合格率に差が出ることがあります。
学科合格率:差はなし
学科は共通問題のため、団体差はありません。
キャリ協:77.6% / JCDA:77.8%
実技合格率:JCDAが高水準
今回はJCDAの合格率が頭一つ抜けました。
キャリ協:63.0% / JCDA:68.2%
養成講座修了者 vs 実務経験者
「実務経験のみでの受験はハードルが高い」という事実がデータに表れています。
第30回実技試験において、実務経験者の合格率は養成講座修了者に比べて10ポイント以上低い結果となりました。
第30回 実技試験 合格率(合計)
合格への近道は「自分の癖」を知ること
データが示す通り、実技試験は安定した対策が必要です。夢ロープレ研究室では、あなたのロープレを客観的に分析し、合格ラインへの修正をお手伝いします。

