※この動画は夢ロープレ研究室が蓄積した学習コンテンツをNotebook LMの動画解説機能を使って作成したものです。そのため、内容は夢ロープレ研究室のカリキュラムに基づいたものになっています。動画を文字起こししたものを用意しています。振り返りの際の参考にしてください。
【動画文字起こし】
いや、キャリアコンサルタントの実技試験、特にあの15分のロールプレイ、めちゃくちゃ緊張しますよね。一体試験官は何を評価しているんだろうって、もう不安でいっぱい。そんな方も多いんではないでしょうか。大丈夫です。今日はですね、その不安を自信に変えるための、いわば合格を掴む3つの柱、これを具体的に分かりやすく解説していきますよ。
じゃあ早速核心に迫っていきましょうか。試験官が、あのたった15分という短い時間で、テキストに書いてあるような知識のそのさらに奥にある何かを見ているとしたら、それって一体何なんでしょうか?そう、合否を本当に分けるポイント、めちゃくちゃ気になりますよね?
実はですね、その答えって、驚くほどシンプルなんですよ。合格への道はもう本当にたった3つ。この3つの基本的な柱をちゃんと理解できているかどうか、もうそれに尽きるんです。
はい、というわけで、これが今日のロードマップになります。まず、そもそも合格って何?っていうところから確認して、それから評価の土台になる態度と関係構築。で、次に面談をぐっと深めるための展開力。そして、ここが意外な落とし穴なんですけど、自己評価ですね。この3つの柱を順番に見ていって、最後にこれらすべてを繋ぐある鍵についてお話ししたいと思います。
はい、では最初のポイントからいきましょう。この試験で一番大事なこと、本質は何かっていうと、知識をただ暗記することじゃないんです。そう、まさに実践力。目の前にいる相談者さんに対して、あなたが具体的に何をしてあげられるのか、もう問われているのはその1点だけなんです。
そしてですね、あなたのそのパフォーマンスっていうのは、この3つの視点から総合的に判断されるわけです。つまり、1つ目が態度、2つ目が展開力、そして3つ目が自己評価。まあ、言い換えると、専門家としての基本的な姿勢、そして相談を深めていく力、最後に自分を客観的に見る力。この3点セットということですね。
じゃあ、ここからはその柱を1つずつ見ていきましょう。まずは全ての土台となる第1の柱、態度と関係構築です。まあ、考えてみれば当たり前ですけど、どんなにすごいスキルを持っていても、相談者さんとの信頼関係がなかったらもう何も始まりませんからね。
で、試験官がまず最初に、もう本当に最初にチェックするのがこの基本的態度なんですね。一言で言うと、プロとしての安定感です。あなたが話している言葉と、その時の表情とか態度がちゃんと一致しているか。そこをじっと見てるわけです。
そして、ここで一つ、本当に多くの受験者がはまってしまう危険な思い込み、まあ、罠みたいなものがあるんですよ。それは何かと言うと、需要的な態度っていうのは、とにかく笑顔でいればいいんでしょ、っていうこの考え方なんです。
これちょっと想像してみてください。相談者の方がものすごく深刻な悩みを打ち明けているのに、こっちがニコニコしてたらどうでしょう?え、この人私の話ちゃんと聞いてる?ってなりますよね。そう、それは真剣に受け止めてませんよっていうサインになりかねないんです。だから本当に大切なのは、相手の感情のトーンに自分のトーンをそっと合わせること。これが本当の信頼に繋がっていくわけです。
つまりですね、この第1の柱で目指すべきゴールは、もう本当にたった一つです。それは相談者の方がここなら何でも話せるって心から思えるような安全な場。これを作り出すこと、もうこれに尽きますね。
さて、その安全な場が作れたら、いよいよ次のステージです。第2の柱、面談の展開力。せっかく築いた信頼関係という土台の上で、じゃあどうやって相談を表面的な問題からもっともっと深い、その人の核となる課題へと導いていくのか。ここからが腕の見せ所っていうわけですね。
で、ここで試験官がものすごく厳しくチェックしているのが、この違いなんです。相談者さんが最初に口にする、転職したいんです、みたいな来談目的。これ言わば氷山の一角ですよね。その水面下に隠れているもっと大きな、例えば価値観のずれとか、そういう真の主訴、この水面下の本体までちゃんと見抜けるかどうか、それが試されてるんです。
そう、ここでのあなたの目標は、ただ話を聞くことじゃない。相談者さんを表面的な悩みから、自分でも気づいていなかったような深い自己洞察へと導いてあげることなんです。そしてその結果として、相談者自身が、ああ、そうかって腑に落ちるあの気づきの瞬間、それを生み出すことなんですね。
さあ、そして15分のロールプレイが終わってほっとしたのも束の間、試験はまだ終わりじゃないんですよね。最後の柱が待っています。それが口頭試問で行われる自己評価。ここではたった今やったばかりの自分の面談を自分でちゃんと解説できるか。つまり、自分のことを客観的に見る力、いわゆるメタ認知能力ってやつがばっちり試されるわけです。
ここでめちゃくちゃ重要なのは、ただ、はい、頑張りました、で終わっちゃだめってことなんです。できたことは何か、そしてできなかったことは何か。これを面談の中の具体的な場面をちゃんと引き合いに出して、なぜならこうだからです、っていう理由まで、きっちり説明できるかどうか。これができると、あ、この人はちゃんと意図を持って面談を進めてたんだな、っていう証明になるんですよ。
で、これがですね、高得点を狙うための自己評価の、まあ言ってみれば型です。見てください。まず、良かった点。関係構築はできましたと。で、その根拠もちゃんと示す。次に改善点。傾聴に時間を使すぎちゃいましたと。そして最後に、じゃあ次はどうするのかっていう今後の展開。次は価値観を下がりますと。このできたこと、できなかったこと、今後のプラン、この3セット、これで答えるのがもう理想形です。
はい、というわけで、これで3つの柱を全部見てきました。態度、展開力、自己評価。でも実はですね、これら3つすべてをぐっと一つに結びつけている中心的なスキっていうのがたった1つだけあるんです。
それがこの能動的傾聴なんです。これってテクニックというよりも、もうあり方に近いかもしれませんね。単に耳で言葉という音を聴くんじゃなくて、相手の世界観にすっと入り込んで、こっちの価値観で判断せず、ただただ深く探求していく。そういう姿勢そのものなんですよ。
さあ、ここまでお話ししてきた3つの柱、もう一度ご自身のなかで振り返ってみてください。信頼関係を築く態度、面談を深める展開力、そして自分を客観視する自己評価。今のあなたにとって1番の課題、1番伸びしろがあるのはどこでしょうか?もしかしたら1つじゃなくて、いくつかあるかもしれません。でも大丈夫。まずはそこをしっかり意識して練習すること。それが合格への1番の、そして確実な近道になるはずですよ。
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