<実技試験編>「キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 」を読み込む

「キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目 」の実技試験、「2 相談過程において必要な技能」の読み合わせをします。 実際に読み込んでみると、ロープレ試験を受けるにあたってどのような点に留意すれば良いかを理解できます。下に全体資料へのリンクを載せておきますので、取得して学科試験部分も含め読み込んでみることをお勧めします。

【キャリアコンサルタント試験の試験科目及びその範囲並びにその細目】 

このコンテンツは「夢ロープレ研究室情報発信メルマガ」に投稿した記事に加筆したものです。

1)相談場面の設定

これらを通しで読むと「安心して積極的に相談」「受容的な態度」「心理的な親和状態」「相談者との間に具体的な合意を得る」というように相談者との向き合い方についてが強調されています。

また、「傾聴」「積極的関り技法」を相談内容の把握、抱える問題、置かれた状況の把握のために使うとされており、相談内容等に応じて「傾聴」と「積極的関り技法」の各技法を組み合わせることが求められています。

これらはざっと読むと残りませんが、実際のロープレをイメージしながら読み込むと、いろいろな気づきを与えてくれます。

2) 自己理解への支援

自己理解と仕事理解への支援については、実技試験と言っても論述試験が中心になります。論述試験の設問4ではこの部分が中心になります。

ロープレ試験はインテーク面談の最初の15分なので、実技でここまでくることはありません。キャリ協の口頭試問では今後の相談の方針についての問いに対する回答として説明するくらいかと思います。

4) 自己啓発の支援

5) 意思決定の支援

6) 方策の実行の支援

7) 新たな仕事への適応の支援

8) 相談過程の総括

「方策の実行の支援」と「相談過程の総括(終結)」は学科試験でもよく取り上げられるところなのでご注意ください。キャリコンはクライエント中心主義に則ってクライエントが自ら考え、判断し、実行することを支援する、というスタンスを分かっておけば、そのような問題は簡単に解くことができます。

<運営会社>

ソーニョプランニング株式会社